全4回!卒業までに
失った時間を取り戻せ!

プロンプトを打つ人から、AIに働かせる人へ

2026年は、自分で自動化の仕組みを考えて、チームに貢献する時代。部品を揃えるところから、チームに効く自動化の仕組みを設計するところまで、4回で手を動かして進めます。

なぜ今、プロンプトの先へ

AIの使い方は、「1回の指示を工夫する」から「AIのチームを設計する」へ、数年で外側に広がってきました。新しい呼び名が出ても、前の層が消えるわけではありません。内側の層を土台に、外側の層が重なっていきます。

  1. 2020〜2022年

    プロンプトエンジニアリング

    AIに渡す1回分の指示文を工夫する。GPT-3のころに広まり、2022年11月のChatGPT公開で、誰もが使う技術になりました。

    前提

  2. 2023〜2024年

    RAG・ツール呼び出し・MCP

    AIに外部の資料や道具をつなぐ。2023年にAIから関数を呼べるようになり、2024年11月にはAnthropicが外部連携の共通規格MCPを公開しました。

    Day1・Day2

  3. 2025年6月ごろ〜

    コンテキストエンジニアリング

    指示文だけでなく、AIに見せる情報の全体を設計する。何を渡し、何を渡さないかで出来が決まる、という考え方です。

    Day2

  4. 2025〜2026年

    ハーネスエンジニアリング

    AIを囲む作業環境を設計する。使える道具、触ってよい範囲、ガードレール、記録と復旧。AIが安全に働ける職場づくりです。Day1で揃えた部品を、ここで組み合わせます。

    Day3

  5. 2026年6月ごろ〜

    ループエンジニアリング

    1体のAIが、実行して、確かめて、直す繰り返しを設計する。いつ止めるか、いつ人に渡すかまで決めます。

    Day3

  6. 2026年7月ごろ〜

    グラフエンジニアリング

    複数のAI、プログラム、人の承認を、流れ図のようにつなぐ。1体のAIのループが1つのノードになり、役割分担と承認の経路を設計します。自分で考えた自動化を、チームの力にする段階です。

    Day4

時期は各呼び名が広まった目安です。ハーネス・ループ・グラフは2026年時点で新しい言葉で、定義は人によって幅があります。参考: Graph Engineering in the Era of LLM Agents (arXiv)、 電通総研 ループとグラフの比較、 AIエンジニアリング5種の違い

開催スケジュール

Day1・Day2で部品と文脈を揃え、Day3で1体のエージェントを回し、Day4で複数のAIと人をつなぐ仕組みを作ります。毎回、前回の成果物を拡張します。会場は参加人数(会場/オンライン)を見て決めるため、変わる場合があります。

  1. 部品を揃えよう

    Day1 / 11/29(日)
    13:00-15:00
    東京校3F(仮) + オンライン

    ゴール雛形を使って、5つの部品が自分のPCに揃う

    まずは部品を揃えるだけ。AIに守らせる約束事、作業の手順書、自動で走るチェック、外部サービスとの接続、危ない操作を止めるガードレール。雛形をコピーして、自分用に少し直すところまでやります。

    • AGENTS.md
    • Rules
    • Skills
    • Hooks
    • MCP
    • ガードレール
  2. 文脈を集めよう

    Day2 / 12/27(日)
    13:00-15:00
    会場調整中 + オンライン

    ゴール自分の情報をMDで整え、AIが迷わず参照できる

    AIの出来は、渡す情報で決まります。個人で使うならMDファイルで十分。何を渡し、何を渡さないかを決めて整えます。

    • MDファイル
    • 索引
    • コンテキスト設計
    • RAG
  3. 特化エージェントを作ろう

    Day3 / 1月以降
    日時・会場 未定

    ゴール1業務のエージェントが最後まで動く

    Day1の部品で作業環境(ハーネス)を組み、1つの業務に絞ったエージェントを作ります。実行して、確かめて、直すループで最後まで回します。「どうなったら完了か」を先に決めるのがコツです。

    • agent
    • ハーネス
    • ループ
    • サブエージェント
    • 完了の定義
  4. 自動化の仕組みを設計しよう

    Day4 / 1月以降
    日時・会場 未定

    ゴール自分で設計した自動化を、チームで使える形で1つ完成させる

    調べる、作る、確かめる、承認する。役割ごとのAIと人の確認を流れ図のようにつなぎ、どこで分岐し、どこで人が承認するかを設計します。

    • グラフ
    • ノードとエッジ
    • 人の承認
    • 並列と合流
    • 停止条件

当日の流れ

1回は約2時間。講義は短く、手を動かす時間をしっかり取ります。

時間内容やること
10分前回の振り返り宿題でやったこと、詰まったことを共有
30-40分講義その回の考え方と、動く例を見せる
60分実践ワーク雛形を自分用に直して、実際に動かす
10分共有と次回までできたものを見せ合い、宿題を決める

こんな人へ

  • AIを使っているが、プロンプト入力しかしていない人
  • 自分でワークフローを組み込めるようになりたい人
  • 同じ説明をAIに何度もしていて、うんざりしている人

持ち物と事前準備

  • パソコン(各自持参)
  • 使いたいAIサービスのアカウント
  • 「自分が育てるAI」を1つ決めておく
  • ChatGPT
  • Claude
  • Gemini

よくある質問

どのAIを使えばいいですか?

ChatGPT・Claude・Geminiなど、普段使っているもので構いません。考え方はどのAIでも共通です。事前に「自分が育てるAI」を1つ決めておいてください。

AIに勝手なことをされませんか?

Day1でガードレールを最初に置きます。削除や外部への送信は人が確認してから、AIに渡す権限は必要な分だけ、という形で、間違えても被害が小さく済むようにします。

グラフエンジニアリングって何ですか?

複数のAI、プログラム、人の承認を「ノード」、その間の受け渡しを「エッジ」として、仕事の流れ図のように設計することです。2026年夏ごろから使われ始めた新しい言葉で、ナレッジグラフのことではありません。1体のAIの繰り返し(ループ)が、グラフの中の1つのノードになります。

プログラミングの経験は必要ですか?

必須ではありません。雛形と手順書を用意するので、ゼロから書く必要はありません。完成しなくても持ち帰って続きができます。

オンラインでも手を動かせますか?

はい。会場とオンラインのハイブリッドで、オンラインでも同じ実践ワークを行います。

途中の回だけ参加できますか?

積み上げ式なので、通しての参加がおすすめです。欠席した回は、配布する雛形と手順書で追いつけるようにします。

会場はどこですか?

参加人数(会場/オンライン)を見て決めます。出欠の登録にご協力ください。

Day1・Day2の出欠を

会場の手配のため、会場参加は○、オンライン参加は△、欠席は×で登録してください。

調整さんで出欠を登録する
この勉強会は受講生有志による非公式の企画です。学校・講師とは関係ありません。GTKはプロジェクトコードです。